2024年に成立した欧州サイバーレジリエンス法(Cyber Resilience Act:以下、CRA)は、2026年9月から「脆弱性およびインシデントの報告義務」が適用されます。違反した場合は、「最大1,500万ユーロ」または「前年度全世界売上高の2.5%」のいずれか高い方の罰金が科される可能性があります。欧州市場に流通するデジタル製品を製造・販売する企業が対象となることから、日本の多くの企業にも早急な対応が求められています。

CRAの主な目的は、欧州市場に流通するデジタル製品のセキュリティを強化し、消費者や企業をサイバー攻撃から保護することです。CRAに準拠するためには、法令の理解だけでなく、製品ライフサイクル全体を見渡したリスク管理体制の構築と、ソフトウェア部品表(SBOM:Software Bill of Materials)による可視化と運用が欠かせない要素となっています。

本セミナーでは、製造業界が直面するCRA対応の壁に焦点を当て、SBOM構築・運用を通じて課題を解決するための実践的なアプローチを解説します。また、当社のソフトウェアサプライチェーン管理パッケージ「SBOM.JP」を活用した積水メディカル様の支援事例を交えながら、サプライチェーン全体のセキュリティと品質向上を実現する具体的な手法をご紹介します。
CRA対応に向けた取り組みのヒントを得たい皆さまのご参加をお待ちしております。

日時 2025年12月10日(水) 15:00~ 16:00(申込受付期間は12月9日の9:00までとなります。お早めにお申し込みください。)  
会場
参加費 無料
定員 申込受付中
対象 CRA準拠に対する情報を収集されている方
SBOMについて興味関心のある方
製造業(特にデジタル製品・IoT機器関連)に携わる方
セキュリティ動向に興味関心のある方  など
主催 株式会社ベリサーブ
共催
協賛  
内容
15:00 ~ 15:20製造業のためのCRA対応とSBOM構築・運用

【講師】

株式会社ベリサーブ サイバーセキュリティ事業部 プロダクト企画課 平山 昌弘

【講演概要】

2026年9月のCRAの「脆弱性およびインシデントの報告義務」施行が迫り、製造業界において早急な対応が求められています。
当社が独自開発したソフトウェアサプライチェーン管理パッケージ「SBOM.JP」は、他の脆弱性管理ツールから派生したSBOM管理パッケージとは異なり、製造業のお客様の業務に即した「製造業のお客様のSBOM運用業務パッケージ」がコンセプトの製品です。
本講演では、この「SBOM.JP」を使い、「業務に即したSBOM構築・運用方法」をご説明します。
15:20 ~ 15:45担当エンジニアが語るSBOM運用の最前線~当社事例のご紹介~

【講師】

株式会社ベリサーブ サイバーセキュリティ事業部 脆弱性マネジメント課 山田 恵一

【講演概要】

SBOMの運用を実践している企業はまだ多くありません。本講演では、「SBOM.JP」の運用を担当するエンジニアが、現場で得た課題や成功のポイントを具体的に紹介します。さらに、当社のソフトウェアサプライチェーン管理パッケージ「SBOM.JP」を活用した積水メディカル様の支援事例を交え、SBOMを活用したセキュリティ強化と品質向上の両立をどのように実現しているかを分かりやすく解説します。
15:45 ~ 16:00質疑応答・アンケート回答
備考 【参加方法】
・本セミナーは、Web会議ツール「Zoom」を使用しオンラインにて開催いたします。
 ※Zoomでのご参加が難しい方はお問い合わせください。
・セミナー視聴方法は、申し込み状況を確認後、ご参加いただく方に事前にメールにてご連絡いたします。

【備考】
※当日の配信内容の録画や録音はご遠慮ください。
※お申し込み多数の場合は、抽選となる場合があります。
※ベンダー様、競合企業様、個人(事業主を含む)のお申し込みはお断りさせていただく場合があります。
※お申し込み情報に不備がある場合、参加をお断りさせていただく場合がございます。
  各項目を正しくご入力いただき、お申し込みくださいますようお願いいたします。
※セミナーの内容は予告なく変更させていただく場合がございます。

お問い合わせ

株式会社ベリサーブ営業本部 マーケティング部
veri.marketing@veriserve.co.jp